転職活動中、時間がなくて思うように進まない!なんてことはよくある転職活動中の悩みだ。
時間がなくて書類が作成できないまま、気づいたら募集が終わっていた・・・というのも転職活動あるあるである。
特に在職中の転職活動は平日は仕事でできないため、休日の限られた時間しか使えないという声もある。
このブログの読者のなかには時間がなくて、
『転職活動がしんどい・・・』『つらい』『もうつかれた』など弱音を吐きたい人もいるだろう。
今回はそんな悩める君たちに今読んでほしい本、吉都紀太介著の『「時間」はどこへ消えたのか?』 を紹介したいと思う。
目次
転職活動中はとにかく時間に追われる日々
転職活動にかかる期間の目安は3~6か月と言われているが、とはいえ進めたいペースは人それぞれだ。
転職活動は、企業に応募するまでの事前準備から選考、内定後も退社準備や入社準備などやらなければならないことはさまざま。
そのため平日は寝る間を惜しんで勤務後に履歴書を作成し、休日の限られた時間も自分の時間を削って転職活動に割き、気づいたら身心ともにボロボロになっていたなんてこともある。
短期戦で進めたい場合も長期戦で進めたい場合も、通常の生活や業務に加えて転職活動をしなければならないため時間がなくなるのは必然である。
働きながら進める転職活動は忙しく大変なことも多いが、時間を効率的に使えることができれば、今の仕事が忙しくても辞めずに最低限の時間で転職活動を進めることができるだろう。
吉都紀太介とは何者か?
画像引用:Amazon
そこで今回皆に勧めたいのが吉都紀太介の著書『「時間」はどこへ消えたのか?』である。
本の紹介に入る前にこの本を書いた吉都紀太介について触れておきたい。
この方は、とある企業の経営者。
最初はたった一台の車からビジネスをはじめ、創業わずか10年で従業員500名以上、年商約150億円への企業へと成長させた凄腕の経営者だ。
10年でこれだけ企業を成長させるには並々ならぬ努力、そして仕事のスピード感が求められるだろう。
吉都紀太介は企業を発展させていく過程で《時間の使い方》に焦点を当てタイムマネジメントを徹底してきた。
そのタイムマネジメントのノウハウが、著書『「時間」はどこへ消えたのか?』にみっちり書かれている。
転職活動の時間の使い方においても充分参考になることがあるだろう。
吉都紀太介曰く、私たちは「ほとんどの時間を無駄にしている」らしい
皆は一日のうちでどれくらいの時間を無駄に過ごしているか考えたことがあるだろうか?
吉都紀太介曰く、実は私たちは一日のうち8時間は無駄な時間を過ごしているそうだ。
家にいる時、電車に乗っている時、会社にいる時、歩いてる時など多くの時間を無意識に無駄に過ごしている。
特に移動時間などはボーっと考え事をして、自分の夢や目標を達成するための時間として捉え行動に移す人は限られていると思う。
無駄な時間を有効に活用すれば夢や目標を達成することができる。
そのためにはまず自分の一日の時間の使い方を見直し、しっかりタイムマネジメントやスケジュール管理を行うことが大切であるのだ。
無意識にやっていることが時間の無駄になっている
ここで、吉都紀太介の考えにのっとって自分が時間を無駄にしている行動が無いのか考えてみた。
でも考えてみてぱっと無駄なことが浮かぶならすでに自分の中で排除しているはずだよな…?という結論に至った。
結局のところ、無駄な行動がわからないから時間の無駄にも気づけず結果「時間が無い」ということになるのではないだろうか?
きっと無意識に行っている事の中で無駄はあるはず、ということでNGな習慣を調べてみたところ以下の行動が時間の無駄に繋がることがわかった。
- スマホなどのゲームに夢中になっている時間
- 目覚めてからしばらくぼーっとする
- 同僚とのランチタイム(義務化している場合)
- 家で時間がある時のSNSやネットサーフィン
- 休みの日の二度寝、三度寝
などなど・・・、意外と「確かに」と思う場面が多かった。
これから気を付けていきたいと個人的に思う。
吉都紀太介著「時間」はどこへ消えたのか?で書かれるスケジュール管理方法とは
吉都紀太介は著書インタービューで「時間が無限であればほとんどの目的は達成することができる、夢を叶えることができる。」そのため「まずは時間が失われるしくみについて知ることが重要」と話している。
本著『「時間」はどこへ消えたのか?』 では、「毎日どのくらい時間を無駄にしているか」と自分の普段の生活を振り返させられるところから始まる。
それからスケジュール管理の仕方、タイムロスが発生する仕組みなど時間に関してロジカルに考察されている。
吉都紀太介が考えるタイムロスが発生する原因は以下の8つである。
《タイムロスが生じる原因》
- 件数が多い
- 複雑である
- 別件に集中している
- 記憶の仕方に問題がある
- 関係者に依存する
- 記録していない
- スケジュール超を活用できていない
- 会社の理念・方向性を理解していない
本書ではこのタイムロスが生じる原因について、イラストや図表を用いて詳しく解説されている。
無駄な時間のないスケジュール管理をするなら、まずはタイムロスが発生するしくみについて理解することだ。
忙しいなかに埋もれている「使われていない時間」や「間違ったことに使われている時間」にフォーカスし、時間に対する意識を変えることができれば、今までよりも時間を効率的に使えるようになるだろう。
吉都紀太介の時間術は転職活動で時間がない君へ教訓となる本
今回は時間がなくて転職活動が行き詰っている皆に向けて吉都紀太介著『「時間」はどこへ消えたのか?』を紹介した。
転職活動の時間がない!!と嘆く前に、まずは自分の時間の使い方を見直してみることをおすすめする。
忙しい中でも時間を作り出すための吉都流タイムマネジメントについて詳しく知りたい人は一度本著を読んでみてはどうだろうか。