ニキビ跡は女性よりも男性の方が目立つ人が多い。
こう思うのは、おそらく僕の気のせいではないだろう。
これは僕の見解だが、女性は思春期を迎えた頃からスキンケアをしっかりおこないニキビにならないよう気を付ける人が多いが、男はどうにも無頓着な場合が多いからだと思われる。
そのため、ニキビができてもそのまま放置し、赤みのあるニキビ跡やクレーターのようにデコボコしたニキビ跡が残っている男性が多くいるのだろう。
しかしながら現代は、昔と違い女性も肌の綺麗な男性を好むと言われている時代だ。
ニキビ跡だらけで肌の汚い男性は清潔感がないとみなされ、婚活でも敬遠する女性は多い。
婚活を始めて自分の肌の汚さに今更ながらに気づき、慌ててニキビ跡を治そうと思っても、今までスキンケアに無頓着だったために「どうしたら良いかわからない」と途方に暮れる男性も多いと聞く。
そこで今日は、そんな男たちの悩みに答えるべく、「男のニキビ跡の赤みを自力で消す方法」について紹介しようと思う。
目次
ニキビ跡の正体は?
まずは、「ニキビ跡とは何か」ということからお話しよう。
ニキビ跡とは、ニキビが治っても皮膚に赤みや色素沈着、クレーターと呼ばれる凹みなどが残ってしまっている状態のことだ。
ニキビは毛穴に皮脂がたまり毛穴の出口に炎症が起きて隆起したもののことを言うが、これが悪化するとニキビ跡として肌に残ってしまう。
若いうちなら肌のターンオーバーが活発なため消えやすいが、年齢が高くなればなるほどニキビ跡は残りやすくなるから注意が必要だ。
また、ニキビ跡の中でも消えやすいものと消えにくいものが存在する。
ニキビ跡の種類については次で説明しよう。
赤みのあるニキビ跡を放っておくとどうなる?ニキビ跡の種類
前述した通り、ニキビ跡は1種類だけではない。
ニキビ跡は大きく分けると実は3つの種類に分類でき、しかもそれぞれ治りやすさが異なる。
ここでは各ニキビ跡の種類と特徴について説明する。
赤ニキビ跡
赤ニキビ跡とは、ニキビが治った後でも皮膚の赤みが引かずにそのまま残ってしまっている状態のニキビ跡のことを指す。
ニキビ跡の中で最も多いのがこのタイプだ。
なぜ赤みが残ってしまうかというと、それには二つの原因がある。
一つ目の原因は、治ったと思ったニキビの炎症がまだ治まっていないこと。
また、もう一つの原因は、ニキビの炎症で破壊された肌の再生のため毛細血管が拡張されたことから起こっているからである。
ただ、この時点でのニキビ跡は比較的治りやすい段階にある。
色素沈着したニキビ跡
色素沈着したニキビ跡は、炎症のあるニキビ跡が産出されたメラニン色素によって茶色くシミのように残ってしまったニキビ跡のことを言う。
肌が健康であればターンオーバーによって肌状態がリセットされるため色素沈着することはないのだが、肌が正常ではない場合古い角質が残ってしまうのだ。
そのため、メラニン色素もターンオーバーで排出されず残り、肌にシミのように残ってしまうのだそうだ。
色素沈着したニキビ跡は赤ニキビ跡と比べて消しにくいので、この状態にならないよう早い段階からケアする事が重要である。
凹凸のあるクレーターニキビ跡
最後の3つめは、凹凸のあるクレーターニキビ跡だ。
最後にして最も厄介なニキビ跡である。
一般的にニキビは、まず炎症から始まり、放置したり悪化すると膿ができる。
そして、この膿をつぶしてしまうと肌の表面が陥没しクレーター状のニキビになってしまう。
なぜなら、ニキビが悪化すると炎症を治そうとした白血球の働きにより真皮層が破壊されてしまうからだ。
皮膚の奥にある真皮層はターンオーバーができない部分であり、破壊されてしまうと完全には修復できない。
皮膚の修復が不完全になってしまった結果、肌は凸凹なクレーター状になってしまうのである。
クレーターニキビ跡は自力で治すのが難しいため、できるだけ軽度な赤ニキビ跡の内に治しておきたいものだ。
自力で治したい人必見!ニキビ跡の赤みに効果的なケア方法
ニキビ跡を治すために一番重要なのは、正しいスキンケアだ。
上で書いたように、ニキビ跡は赤みのある赤ニキビ跡から色素沈着ニキビ跡、クレーターニキビ跡と段階が進んでいく。
赤ニキビ跡は自然に治ることも多いが、放っておくと何年も残ってしまったり悪化して治すのが難しいクレーターニキビに進化したりすることもあるので、軽度な内にセルフケアした方が良いだろう。
赤みのあるニキビ跡は、速やかに炎症を鎮めるのが速く治すポイント。
レチノール(ビタミンA)やビタミンC、トラネキサム酸、ナイアシンアミドなどの色素沈着を予防したりターンオーバーを促したり、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ニカリウムなどが入ったスキンケア商品や医薬部外品を使うのがおすすめだ。
たとえば、以下の薬用ふきとり化粧水は、アクネ菌の増殖を防ぎ赤ニキビ解消に良いとネットで評判が良いようだ。
【オードムーゲ500ml 薬用ローション(ふきとり化粧水)】 価格:2,450円
画像:amazon
ふき取り化粧水なので、コットンにしみこませて肌をふき取りながら使用しよう。まちがってもごしごしとこすってはいけない。
また、保湿メインでつくられていないため、使用後は通常の化粧水で保湿することが好ましい。
また、ニキビが治ってきたら、今度は予防として下記を意識して生活しよう。
- 紫外線を避ける
- マッサージなど刺激を与えることを避ける
もちろん、普段から肌を清潔に保つことも大切だ。
日常的に洗顔、保湿など基本的なスキンケアを心掛けるようにしたい。
ニキビ跡の赤みを消すのに効果的な食べ物
また、スキンケアだけではなく日々口にする食べ物でもニキビ跡の改善が見込めるようだ。
ニキビ跡に効果があるとされる食べ物は、
- ビタミンB2
- ビタミンE
- ビタミンC
- オメガ3脂肪酸
上記4種類の栄養素を含む食材であると言われている。
それぞれの効果などを具体的に見ていこう。
ビタミンB2を含む食べ物
ビタミンB2の効果は下記である。
- 肌の新陳代謝を促すため、肌のターンオーバーを正常に働かせる
- 皮脂の過剰分泌を防ぐため、ニキビ跡の元となっているニキビを予防できる
〇いわし、サバなど
ビタミンEを含む食べ物
ビタミンEの効果は下記である。
- 血流を良くしながら肌の新陳代謝を高めることにより、肌のターンオーバーを解決する。
〇アーモンド、アボカドなど
ビタミンCを含む食べ物
ビタミンCの効果は下記である。
- 色素沈着の原因となるメラニン色素を抑制し、ニキビの色素沈着を改善
- 肌の炎症を抑える
- 美肌作用がある
〇レモン、アセロラ、イチゴなど
オメガ3脂肪酸を含む食べ物
オメガ3脂肪酸の効果は下記である
- 肌の酸化を抑える
- 肌の炎症を抑える
〇鮭、さんま、イワシなど
参考:ニキビ跡をはやく消したい!できてしまった厄介なニキビ跡に効果のある食べ物って? | byBirth PRESS
意外にも日々よく口にする食材に効果が秘められているようなので、これからは意識的に摂るようにしていきたい。
自力で治すのが難しいニキビ跡を消すなら美容クリニックがおすすめ
赤みのあるニキビ跡はセルフケアでも比較的治りやすいが、まれにずっと赤みが引かず残ってしまうものも存在する。
また、赤ニキビ跡が進化し色素沈着やクレーター状態になったニキビ跡はなかなか自力で治すのが難しい。
そういう場合は、美容クリニックで施術を受けるのも一つの手だ。
たとえばDSクリニックでは、ニキビ跡の凸凹を改善させる働きのあるダーマペン、メラニン色素に反応し破壊・排出して色素沈着を改善するレーザートーニング、赤みを抑え毛穴を引き締めるカーボンレーザーなど、全てのタイプのニキビ跡の改善に対応する施術が豊富に揃っており、効果が期待できる。
とはいえ、美容クリニックは女性が行くものというイメージが強く、通うのに抵抗のある男性もまだ多いだろう。
だが、今名前を挙げたDSクリニックは男性も多く通院しているため、男性患者にも配慮がされており安心して通うことができるのでおすすめだ。
さらに初診のカウンセリングは無料なため、まだ通うか決めかねているという方でも気軽に受診することができるのもメリットだ。
また、自分の今の肌の状態を知りたいという方は、+3000円でAIによる肌診断を受けることができるそうだ。
気になる人は、一度無料カウンセリングだけでも受診してみる価値はあるのではなかろうか。