新生ホームサービスの外壁塗装はしつこい?塗替えのタイミングは?

新生ホームサービスの外壁塗装はしつこい?塗替えのタイミングは?

新生ホームサービス」という外壁塗装を主軸とするリフォーム会社を知っているだろうか。
2004年の会社設立以来、売上を伸ばし続けている成長企業だ。

家に外壁リフォームの営業が来た、あるいはリフォームを検討しているという人にとっては聞いたことがある会社名かもしれない。

そんな新生ホームサービスの取り扱っている塗材は質が良く、しつこいほど剝がれにくいと評判のようだ。今回は、新生ホームサービスの塗料の種類や外壁劣化について取り上げてみたいと思う。

外壁塗装といえば新生ホームサービス

新生ホームサービスは、兵庫県神戸市の本社を構え、東京・大阪・九州に支社を持つ。
各地に支店も展開しており、地域に密着したサービスが特徴である。
外壁塗装を中心に、屋根・エクステリア・室内・オール電化リフォーム、太陽光発電などを行っており、家のリフォームであれば何でもお任せといった感じだ。

また、新生ホームサービスでは、サービスの品質向上や強固な経営管理体制の構築を目指し、社員に対して各種資格の取得を推奨しているという。建築士や建築施工管理技士など資格保有者が多数在籍しているのも強みといえるだろう。

ISO9001

施工管理とお客様対応では、国際標準化機構(ISO)が定めた国際的な品質マネジメント規格「ISO9001」の認証も取得している。
画像元:新生ホームサービス

さらに施工から管理まで安心の一貫体制を採用しており、「良いリフォームとは何か」をテーマにお客様に寄り添った理想のプランを提案しているそうだ。

社会貢献活動

そんな新生ホームサービスだが、地域活動や災害復興支援、環境活動など社会貢献活動にも熱心な会社のようだ。

コロナ禍の活動としては、感染者の治療や予防の最前線で働いている医療従事者への感謝・支援として「こうべ医療者応援ファンド」への寄付や、神戸市社会福祉協議会・善意銀行に社員が手作りしたマスク520枚を寄贈しているという。

「持続可能な開発目標(SDGs)」とは、2015年の「国連持続可能な開発サミット」において採択された、具体的行動指針です。飢餓や貧困、気候変動の進行、生物多様性の劣化など、世界規模のさまざまな課題の解決を図るため、17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)が設定されています。
新生ホームサービスでは、自社事業とサステナビリティに関する考え方及び活動をSDGsにおける目標と照合し、強みと特性を活用し、解決に向けた取り組みを積極的に推進しています。

引用元:新生ホームサービス

また、世界的な目標である「SDGs(持続可能な開発目標)」にも取り組んでいるようだ。
こうした活動が、顧客や取引先の信頼にもつながっているのだろう。

社会貢献活動のきっかけ

こうした取り組みは、ある社員が家族のために手作りマスクを作ったことがきっかけとなったそうだ。

実際に作られたマスクはクオリティが高く、昨今のマスク不足の状況もあったことから何か社会貢献できないかと自主的に有志を募ったことで本格的な取り組みとなった。

取り組みは、普段から交流のある障害児入所施設「おおぞらのいえ」の皆さんへの寄贈から始まり、神戸市社会福祉協議会・善意銀行へ520枚のマスクを寄贈、そして次に神戸市総合児童センター「こべっこランド」への寄贈…と徐々に支援活動を通じて縁と縁を繋げていった。

引用元:新生ホームサービス 地域社会への取り組み

こちらのマスクは「こべっこランド」に寄贈されたもので、長時間、継続した着用を苦手とする子どもたちが好みそうなデザインを意識して製作したそうだ。

新生ホームサービスの塗材はしつこいと評判

外壁塗装が評判の新生ホームサービスでは、耐久性に優れたしつこく剝がれにくい塗材を取り揃えている。取り扱っている塗材をいくつか紹介しよう。

種類 説明 カラー 特性
レジス
自然石配合
多彩模様塗材
自然石(マイカ:雲母)が配合されており、高級感のある仕上がりが特徴。色褪せに対する耐候性が高い最新塗料。

20色

  • 耐候性
  • 装飾性
  • 可撓性(弾性)
  • 施工性・軽量性
ヴィスタス
自然石配合
多彩模様塗材
光の効果が加わることで、さらにツヤのある優雅な発色になるのが特徴。また塗料の厚みが少ないため、下地の模様を活かした仕上がりを実現。

10色

  • 耐候性
  • 装飾性
  • 可撓性(弾性)
  • 施工性・軽量性
ロイヤージュ
自然石配合
多彩模様塗材
耐久性の高い酸化チタンに光安定性を配合。高い耐候性を誇る「ラジカル制御」技術により、塗りたての美しさを長期間維持することが可能。
  • ラジカル制御型
  • 高耐久・低汚染
  • 防藻・防かび
  • 透湿性・汎用性
フォーシーズン
自然石調
セラミック系塗材
優れた調湿機能を持つ珪藻土が配合されており、セラミック系塗材の中でも装飾性、耐久性において最高峰の品質。 20色
  • 珪藻土配合
  • 天然石仕様
  • 装飾性・耐久性
  • 防藻・防菌・防カビ
サングラッセ
自然石調
セラミック系塗材
セラミックの含有量が高いため太陽光をシャットアウト。
また、天然石を使用しているため色の変化がほとんどない。
20色
  • 耐候性・撥水性
  • 装飾性・耐久性
  • 防藻・防菌・防カビ

グラファイン
自然石調
セラミック系塗材

高品質の無機質骨材を使用しており高い耐久性と耐候性を持つ。また、石材調で優れたデザイン性でワンランク上の仕上がりに。 8色
  • 耐候性・撥水性
  • 装飾性・耐久性
  • 防藻・防菌・防カビ
シンセイラバーウォール
多機能型
単層弾性仕上塗材
新生ホームサービスが独自に開発した水性反応硬化形樹脂の応用で多機能、高耐候性の単層弾性仕上塗材を実現。 18色
  • 水性反応硬化形樹脂
  • オール水性
  • 装飾性・耐久性
  • 防藻・防菌・防カビ

リシンシリーズ
アクリル樹脂
エマルション系
砂壁状仕上塗材

砂・骨材等をベースにした塗料で、古くから新築などにも使用されることが多い塗料。
リシンならではの落ち着いた仕上がりになるのが特徴。
18色
  • アクリル樹脂
  • 砂壁状
  • 低コスト

種類が豊富なので、予算や理想の仕上がりに合う塗料が見つかりやすいのではないだろうか。

外壁劣化のレベルをチェック

外壁劣化のレベルをチェック

では、外壁塗装はいつ行うのがベストなのだろうか。
外壁塗装のタイミングの目安は10年くらいとされているが、劣化の進み具合によってはもっと早くメンテナンスが必要となるケースもある。

また、初期段階の劣化であれば経過観察や塗装だけで済む場合もあるが、劣化が進んでいる場合はその他の修繕が必要となるかもしれない。

定期的に外壁の状態をチェックしておくといいだろう。

レベル1:変色・退色・ツヤ引け

塗料の光沢が落ちてきたり、元の外壁色が変退色している状態で、経年劣化による初期症状だ。主に紫外線が原因で、塗膜を守る「樹脂」が劣化することで起こる。

直ちに塗り替える必要はないが、放置しておくとチョーキング現象やひび割れなどを起こす可能性があるため、劣化がひどくなる前に対処しておこう。

レベル2:白亜化・チョーキング

チョーキング(白亜化)現象とは、紫外線や雨水などのダメージによる外壁塗膜の劣化である。塗料に含まれている顔料が分離し、チョークのような粉となり表面に浮き出ている状態だ。チョーキング現象が起きていれば、外壁を触ると指に白く粉っぽいものが付着するはずだ。

防水効果が低下している状態であるため、塗り直しのタイミングと言える。
チョーキング現象に気づいたら放置はせず、できるだけ早い段階で外壁塗装会社に相談しよう。

レベル3:コケ・藻・カビの発生

外壁が緑色や黒褐色に変色している状態で、コケ・藻・カビが発生しやすい日当たりの悪い箇所に起こりやすい。ただし植物で日光を必要とするコケや藻は、日当たりの良い箇所でも発生する。

また、水分があるからカビ・藻・コケが生えるのであり、外壁が防水効果を失っている証拠でもある。放置をしておくと外壁を傷めるだけでなく、アレルゲンによる健康被害を引き起こす可能性もあるのだ。

軽度であれば自分で手入れすることもできるが、状態によっては専門家に頼る必要がある。

レベル4:クラック(ひび割れ)

クラックとは、塗膜表面にできるひび割れのことを言い、経年劣化や乾燥、地震などの揺れで発生する。
大きなひび割れは躯体が割れている可能性があり、そこから雨水などが侵入することで内部の腐食や損傷につながり、建物に悪影響を及ぼすという。
クラックを発見したら、早めに修繕することをおすすめする。

レベル5:塗装膜の剥れ、膨れが伴う場合

塗装膜が水ぶくれのようにプックリ浮き上がっていたり、壁が膨れるようになっている場合は、深刻といえるだろう。外壁から塗膜が隔離しているので、触ると簡単に剝がれ落ちてしまう。外壁を保護する機能が失われており、建物が紫外線や雨の影響をダイレクトに受けてしまうため、放置しておくのは危険な状態だ。

外壁塗装の劣化…!放っておくとどうなるの?

ところで、外壁塗装の劣化を放っておくとどのような弊害があるのでしょうか…。
実は、住宅全体の劣化が早くなる、雨漏りを引き起こすなどといった弊害が起こってしまうのです。

外壁には、防水効果や雨風などから建物を守る役割があります。外壁が劣化してしまうとその効果が薄れ、水が浸透しやすくなります。
また、外壁の隙間から雨や湿気が入り込んだり、風などが直接当たってしまうことから雨漏りや隙間風が起こるため住宅の劣化が早くなります。木造住宅の場合、湿気が浸透することで腐食する原因となりうることも…。

そのため、外壁の劣化に気づいたら早めに対処することが大切です。
新生ホームサービスの塗材はしつこいくらいの耐久性を兼ね備えているのでリフォーム後も長持ちしそうな感じがします!

塗材がしつこいだけじゃない!アフターサービスも充実

これまでの説明で新生ホームサービスの塗材のしつこいほど剥がれにくい点や多くの種類があることなどがお分かり頂けたかだろうか。外壁チェックレベルに該当するならば、すぐにとは言い難いが、相談するだけでも良さそうである。

実は新生ホームサービス、アフターサービスも充実しており、外壁塗装後も随時住まい点検をしてもらえるので、傷んでいる箇所を早期発見・早期修復してもらえるのだ。しつこいほど剝がれにくいって言われてるけど、塗装後も念入りに見てもらえるのはありがたい。

長く住み続けたい家だからこそ、素材の良さやアフターサービスの充実度は外せない。

引用元:5つの安心サービス

外壁の劣化は家の寿命を短くする!

外壁の劣化は家の寿命を短くする!

人生で一番大きな買い物とも言われる❝マイホーム❞、誰もがいつまでも綺麗に快適に住み続けたいと思うものだろう。しかし、外壁の劣化を見て見ぬふりをしていると、マイホームの寿命を縮めてしまう可能性があるのだ。放っていると大損害にもなりかねない・・・

建物を長持ちさせるためにも、余計な費用をかけないためにも、10年を目安に外壁のメンテナンスを行うことをおすすめする。